Belle & Sebastian / Fold Your Hands Child, You Walk Like A Peasant

今週のお題「秋の気配」

秋になると毎年のように聴きたくなる音楽について。といえばまずカントリーなんだけど、それについてはまた次の機会ということで(実際に書くかどうかは分からん)それ以外の中の一つがベルセバことBelle & Sebastianである。このバンドを知らない人にはよく勘違いされがちなんだけどベルもセバスチャンもいない(笑)。

スコットランドグラスゴー出身のバンドで、別にスコットランドの時事問題に絡めてというわけではなくて、あくまでも、今ぐらいの季節に聴きたい音楽の話題ということで。

バンドとしてはけっこう大所帯でヴァイオリンやトランペットなどまでレギュラーメンバーがいたりして、最大では8人いたと思うんだけど現在は何人なのかはっきりとは把握していなかったりする。今はたぶん7人か。たぶん。

あと、初期はメンバーがそれぞれ別の本業の仕事をしているとか(音楽関係ではなく)シングル曲はアルバムに入れないとか、そういう活動方針も好きだった。

これ以外の他のアルバムもどれも好きなんだけど、これは一番最初に買ったということと、一番私が好きな曲である"The Model"が収録されているので。この曲は私がこのバンドで好きな要素が全て入っていると言ってもいいくらい。


Belle & Sebastian - The Model - YouTube

あと、このバンドのドキュメンタリー作品も観て、音楽そのものだけじゃなくて、フロントマンであるスチュアート・マードックとギタリストのスティーヴィー・ジャクソンとのブロマンス的な関係もすごく個人的にお気に入りのポイントになって、この頃来日公演も観にいったんだけどやはりすごく仲良しでね。演奏を聴くだけではなくてそういう関係を生で見れたというのも私には大きな喜びであった。ブロマンスがよく分からない人はググってみて下さい(笑)。あくまでも恋愛ではなくとても仲が良いということで。

このアルバムが私が初めて買ったアルバムで2000年の作品で、今は亡き横浜のHMV(現在は同じ場所にタワーレコードがある)で、ものすごい小さい字でびっしり熱いコメントが書かれた手書きPOPがとても印象深かった。タイトルも長い。邦題では「わたしのなかの悪魔」。それゆえにとっつきにくい、敷居が高いのかな?なんて思っていたのだけど、実際聴いてみたら、とても素朴な、手作り感溢れるアコースティック・サウンドだった。CDよりもLPで聴きたい感じの。実際アナログ盤でもリリースされているんだけどね。初期の作品ほど、繊細すぎてちょっと気難しそうな印象もあったりするのだけど、最近はそうでもなくて開放的でポップな感じになってきているんだが、このアルバムやそれよりも前のアルバムを聴くと、20代初頭のわたしが感じていた息苦しさや苦しみや悩みが今でもリアルに思い出される。