James Taylor / Hourglass

 

Hourglass

Hourglass

 

 まだまだしばらくの間、1997~1999年の話が続きそうである。あれについて書いたら、そういえばこれも、という感じでどんどん色々なものが思い出されているので。

自分の人生の中でも重要なポイントの時期で、というかかなり苦難の時期でもあった。「パーソン・オブ・インタレスト」という米ドラマが大好きなんだけど、ここでは毎シーズンの10話前後で主人公が死にかけるのだがそれ的な感じで、私の人生でも20歳、30歳辺りで大変な事があった。でも、自分の青春時代でもあって、当時の映画や音楽の話をするのはすごく楽しい。今でもやはりこの頃の映画や音楽、いいなあと思うものばかりだし。色々と反芻するだけでキュンキュンしてしまう。特に自分が好きだったというわけではなく、CDも持っていないアーティストの曲でも、この頃ラジオでよく流れていた曲なんかもね。当時はラジオもよく聴いていて、ほとんどJ-Waveか、NHK-FMでクラシックのどちらかっていう感じだったのでJ-WAVEでかかっているような系の曲に限るけど。

ジェイムス・テイラーを最初に知ったきっかけというのも、J-WAVEかどうかは分からないけどラジオがきっかけだったと思う。たぶん高校生ぐらいの時だったと思うけど、曲が普通に流れるのを聴いてというわけではなくて、来日公演のお知らせが何度か流れていて、そこでバックに流れていたのが"You've Got a Friend"で、すごく良い声だなと思ったんだけど当時はパソコンやインターネットなどもなかったのでその状況でその、気に入った曲を探し当てて入手するというのは大変な苦労であった。

でもとにかくジェイムス・テイラーというのは覚えたので、ずっと気になっていたところだったんだけど、1997年にこの「Hourglass」が新作ということでリリースされて、伊勢佐木町のヴァージン・メガストアでもお薦めアルバムということでピックアップされていたので目に入って、初めてリアルタイムで彼のアルバムを買ったというわけだ。たぶんこれよりも前にベスト・アルバムなら買っていたと思うんだけど(あの、白いジャケットのやつだ)。

"You've Got a Friend"からは何十年も経っているはずなのに、このアルバムの出だしからいきなり、変わらないあの声が聞こえたので、そりゃあものすごい感激だった。侘び寂びの味わいがあるジャケットもすごく好きだ。

中身の方もかなり地味な感じではあるんだけど、ゲストがさり気なく豪華だったりして、しかも例えばスティーヴィー・ワンダーをハーモニカ演奏だけで使うとか、すっごい贅沢!


James Taylor - Little More Time With You - YouTube