Crosby, Stills & Nash @東京国際フォーラム

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昨日東京国際フォーラムにて行われた、CSN来日公演に行ってきたので簡単に感想など。

去年末に星野源横浜アリーナ公演に行って、私にとってはとても久しぶりの、10年以上ぶりのライヴ観戦ということだったんだけど、まあ彼にはこんな私の重い腰を上げさせるほどの力があるっていうわけなんだけれども、このライヴの内容についてもブログに書こうと思いつつもなんとなく放置していたら2ヶ月以上も経過してしまったので今さら書くのもナンなのでもう諦めた。

とにかく、これがきっかけみたいな感じになって、CSNの来日公演があるということを知った時にも迷わず直ちにチケットを取ろうと思えたのかもしれないと。まあ、CSNぐらいだったら何もきっかけが無くてもチケット取ってたかもしれないけど。

巷ではYが来ないならあんまり行く気にはならない……みたいな声が多かったようだけど私にとってはY抜きで十分過ぎるほど十分だし、もちろんYも好きではあるけどそこまでの思い入れがないので、彼はいてもいなくてもどっちでもよかった。

東京国際フォーラムでライヴを観るというのもこれまたかなり久しぶりのことで、10年くらい前のブライアン・ウィルソンを観に行って以来のことであった。その時は途中の休憩時間に男子トイレの方が長蛇の列で女子トイレの方はほとんど人がいないという状況が印象に残っているんだけど、今回のCSNでも同様なんじゃないかと予想していたけどまさにその通りだった。開演前の、物販に並ぶ列もスーツ姿のおっさんばっかりでまるで通勤かよ、って感じだったし(笑)。これが例えばポール・マッカートニーあたりになるともっと幅広い層が来ているんだけどね。

国際フォーラムは座席も綺麗だし前後左右のスペースも広めで実に快適で、横浜アリーナはこれよりもっと悪い環境だったのでこれだけでももうかなり感激してしまっていた。今回来ていた客層が落ち着いた大人の男女ばかりという感じだったのもよかった。自分の席も二階の前から二列目で端っこでかなりいい場所だったのがラッキーだなあと。

 

そんなわけで初めて生でCSNの三人を見ることができたわけなのだが、公演前には年齢による衰えなどに直面するのがちょっと怖いなあ、などと勝手に不安に思っていたのだが彼らについてはそんな不安は全くいらなかったなということがもう最初の数分で分かった。

クロスビーは去年ソロで新作を出していて、昔と全然変わらない艶やかな素晴らしい歌声は健在であるというのは分かってたからあんまり心配はしてなかったし、なんか、前よりも痩せたような気がする。生で見るとそう感じるだけかもしれないけど。

あとクロスビーの息子もキーボード担当で見られたのがとても嬉しいところであった。お父さんも言ってるけど彼は本当に才能のあるミュージシャンで、演奏も素晴らしいし曲も作るしプロデュースもするし、去年のクロスビーの新作でもほとんど息子が作ったような感じなのよね。

3人の中でも特に一番元気だなあというのが印象的だったのがナッシュで、ライヴでも一番よくしゃべっていたし、この人は全然太らないし禿げないし歌声も全く変わらず高音も若い頃と変わらないし本当にすごいのよね。あと今回東京に来てロボットレストランに行って楽しかったとか話していた。しかもそのMCに続いて歌うのが'Our House'とか、なんでそんな展開なんだと(笑)。

あと、クロスビーとナッシュが本当に仲睦まじいというのを生で見られたのも嬉しかった。二人はキャラクターも音楽性も全然違うのに、あの不可思議なクロスビーの曲をナッシュはちゃんと理解していてハーモニーを付けたりしているのが面白いなあと思って。

個人的には一番心配だったけど一番見たいと思っていたのがスティルスだったんだけど、ちゃんと歌ってたし、ギターもばりばり弾きまくりだったので一安心であった。彼のボブ・ディランも聴けたし。ほぼ1曲ごとにギターを変えるような感じで、やっぱりギターに拘りのある人は曲が変わるとギターも変えるんだなーと改めて実感したり。あと三人の中では一番しゃべりが少なかった。

ギターといえばピーター・バラカン氏の弟さんも今回のバンドメンバーの一員として来ていて、とても素晴らしい演奏だった。あとベースはジャクソン・ブラウンのバンドメンバーの人で、ジャクソンが貸してくれた(笑)と言っていた。

セットリストはかなり幅広く、昔の曲から最近作ったばかりという新曲まで。今回新曲が聴けるというのは全然予想していなかったので嬉しい驚きだったんだけど、我々は今でも曲を書き続けているという話をナッシュがしていて、社会情勢に触れた曲なんかも相変わらずあって、今回のライヴで披露されていた。

彼らのような、超ベテランのミュージシャンともなれば昔の名曲だけでもライヴをやれるだろうに、現在でも曲を作り続けていてそれをライヴで歌うという姿勢はいいなあと。歌や演奏も全く手を抜いていないという感じだったし、今でもちゃんと音楽に取り組んでいるというのを目の当たりにして感激した。

個人的に聴きたかった曲はだいたいほぼ聴けたし、さらには新曲も数曲あったということで私としては予想以上に大満足のライヴであった。