読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ベター・コール・ソウル 第3話〜第6話の感想

海外ドラマ Netflix

第3話「ナチョ / Nacho」

f:id:tiffany_queen:20151003102223j:plain

これまでは登場場面が少なかったマイク・エルマントラウトがこのあたりからいよいよ本格的に絡み始める。ジミーはずっと孤立無援な感じで頑張ってはいるのだが、ここで初めて彼の理解者が現れる。それがなんとマイクで、彼がジミーの言う事を信じると言ったあの瞬間がほんとに素晴らしくて、見ているほうもうわー!って、思わずめちゃめちゃ嬉しくなってしまうんだよね。

 後のソウル・グッドマンの姿からは想像できないくらいにこの頃のジミーは真摯かつ勤勉に仕事に取り組んでいて、本人も言っているように"Passion, commitment"って感じなのだが、BCS観た後にBrBaのソウル登場シーンを中心に見直して、彼は数年の間に変わってしまったのか?ということについて色々と考えたりもしたんだけど、もちろん変わった部分もたくさんあるだろうが、基本的にはそれほど変わってはいないのではないか、と考えてみることにした。昔は全然お金がなくてとても苦労した時期があったから、彼にとってはお金がものすごく大事なだけなんじゃないかと。

でもBrBaの頃には金になるなら何でもやるって感じだったけどBCSの頃はまだ、例えば今回ナチョがケトルマン夫妻の金の在り処を探して教えてくれれば紹介料をやる、という申し出があっても、自分は犯罪者じゃないからって断っているんだよね。本当はどんなことをしてでもお金はすごく欲しいはずだろうと思うんだけど。で、ケトルマン夫妻からお金を渡された時も本当は受け取りたくなかったが仕方なく、しぶしぶって感じで受け取っていたし。

BCS観た後でBrBa断片的に見直して特に印象的だったのが、シーズン3最終話でマイクが、ピンクマンの居場所を教えろ、教えないと足を折るぞとソウルを脅す場面で、弁護士は守秘義務があるから教えられないとソウルは言うんだけれども。彼は普段は冗談ばかり言っているような感じだけどあの時はマジだったと思うのね。マイクは足を折ると言ったら本当にその通りにする男だということはよく分かっているはずだけど、結局本当の居場所は教えなかったもんね。

 

第4話「ヒーロー / Hero」

f:id:tiffany_queen:20151003102258j:plain

このエピソードの冒頭部分で初めて、このシリーズにおいてソウル・グッドマンという名前が登場。BrBaにおけるソウル・グッドマン初登場の回はシーズン2第8話の、タイトルもずばり"Better Call Saul"であるが、このエピソードは何回見ても腹筋痛くなるほど笑ってしまう、全話通しても私の中で上位にランクインするお気に入りのエピソードの一つなんだけど(余談だけどあのウォルターとジェシーの目出し帽、二つセットですごく欲しいなーとか(笑))あれ以降、登場するたびに全然違う色のシャツとネクタイのソウル・グッドマンのファッションを見るというのが楽しみの一つとして増えた。

f:id:tiffany_queen:20151002223054j:plain

ソウルの衣装について、製作者の意図としては「金は持ってるけどセンスは無い人」という設定らしいのだけど、あれは全部ボブの私服だとか毎日選ぶのに一時間半かかるとか(笑)冗談はさておいてまあ確かに着ているもの自体の値段はそれなりに高いのかもしれないけどあんまり高そうには見えないというか……でも中の人の魅力によって絶妙なチャーミングさがあって私はどれもすごくお気に入りで、あの色の組み合わせであの微妙に可愛い感じを出せる人は他にいないだろうと思う。しかし本シリーズにおいて彼の服装はそれと比べるととても地味で、まあ何枚もシャツを買えるような金銭的余裕はなかったからというのもあるだろうけど。

このエピソードで看板を作るにあたって、宿敵であるハムリンが着ているのと似たスーツを買うシーンで、ジミーがふと明るい色のシャツを手に取っていたのでちょっと興奮してしまったりね。そっちの方が似合うよ!今はまだ気づいていないかもしれないけど!って思ってしまったね。

f:id:tiffany_queen:20151003104107j:plain

 

第5話「羊飼いの少年 / Alpine Shepherd Boy」

f:id:tiffany_queen:20151003104820j:plain

 前回テレビや新聞に大々的に載ったお陰で仕事の依頼は急激に増えたのだが、変な依頼が多くて、しかし主に高齢者向けに仕事をするようになってようやく仕事が軌道に乗り始めたという感じ。

病院でのチャックについてのやりとりは見ていてとても心が痛む。

ここで白スーツが初登場。これまた、似合う人がものすごく限られそうな難しい衣装だけどばっちり似合っているというのがすごい。 

ちなみに白スーツ、てっきりここだけかと思っていたんだけどBrBaでも着ていたことに最近気づいてしまった。

f:id:tiffany_queen:20151004203554j:plain

 

 第6話「警官 / Five-O」

f:id:tiffany_queen:20151003104958j:plain

 本来の主人公であるジミーは少ししか登場しなくてほぼマイクが主人公の回で、彼の過去が明らかになる。BrBaでもとても印象深いキャラクターだったマイクだが、なぜあんなに彼が無口なのか、なぜあんなに孫娘を溺愛しているのか、以前はフィラデルフィアで警官をやってたというがなぜそれを辞めてアルバカーキへやって来たのか、ということなどの理由がわかるんだけど、それはとても悲しい過去が原因になっていて。取調室でマイクの息子が……っていう話が出てジミーが驚いてるんだけど、見ている我々も同時にえっ息子なんていたのか!って驚いてしまう。

f:id:tiffany_queen:20151003142327j:plain

 ジミーがマイクに頼まれた通りにコーヒーをこぼすシーンもすごく好きなんだけど、ああいうのってたぶん、ピザを屋根の上に投げる的な感じで、あんまり何回も練習したりできないんじゃないかと思うんだけど、一発で成功させたのかどうかが気になる。とにかく見事で絶妙なタイミングなんだよね。

ケトルマン夫妻失踪からの発見の事件以来、駐車場とは関係ない話もちょっとずつするようになったジミーとマイクだけど、このふたりの関係もよく分からないんだよね。BrBaではマイクがソウルに雇われて、依頼された仕事をこなしているだけで特にそんなに仲が良さそうには見えなかったし。昔のほうがむしろ仲が良さそうには見える。普通に友達みたいな感じというか。