「Pet Sounds」50周年記念盤とか、その他

「Smiley Smile」と「Wild Honey」についての記事を書いていて、久しぶりに「Smile」のボックスなんかも取り出して見ていたんだけど、「Pet Sounds」の50周年記念盤についての記事は去年、買った時にとっくに書いているかとばかり思ったら、書いていないことが判明したので、今更ながら軽くでも書き留めておくことにする。順番がおかしくなってしまうけれど、まあしょうがない。

ちなみに数年前に4枚組のボックスも買っていて、その時はちゃんと記事に書いた。


ちなみに同じくらいの時期にブライアン・ウィルソンのドキュメンタリーも日本で劇場公開されていたので、伝記映画の方、って強調していたのであった。ドキュメンタリーの方は映画館では観ていなくてスカパーで放送していた時に観ようとしてたんだけど、かなり長いので途中で挫折してしまったような…いずれちゃんと観たいと思っているんだけど。 

 

 

 

 

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それはさておき今回の50周年記念盤は、前の4枚組にさらに未発表トラックが色々と追加されてさらにBlu-rayオーディオも付いて枚数は増えたが、ボックスではなくブック型の形状になってるので前のより収納はしやすくなった。もちろんこれを買って、前のボックスの方は売ってしまったけど。ブックレットにはもちろんたっぷりの写真やライナーノーツもある。同時にアナログ盤もモノとステレオのリマスター版がそれぞれリリースされていて、モノの方を買ったのだ。

今回新たに追加収録されたのは主にライヴ演奏で、特にこれといってものすごい音源などはなく、新たにこれを買う意味はあんまりないかなーと正直思いつつも、やはり、このアルバムに関しては出るたびに買ってしまうのは運命というか使命のようなものなので。前の記事でこれらが一番好きなアルバムというわけではないが…と書いたけど、じゃあ一番好きなアルバムはというとやはりこの「Pet Sounds」なのである。第二位のアルバムは、「Sunflower」か「Surf's Up」どちらか、いや両方か?とにかくこれらのアルバム、というか70年代の諸作についてはまた別の機会に書きたいと思っている。彼らの作品中で一番最初に好きになった曲、そして今でも一番好きな曲は"I Get Around"だったりするのだけど、それは別格として、全体的にもっとも私が好きなのは60年代後半から70年代前半までなんだよね。

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ところで60年代後半から70年代のビーチ・ボーイズのライヴ録音を最近色々と聴いていて、意外にもペット・サウンズの曲もやっている、えっあんな曲までやんのかよ!ってのまで演奏していて驚いたりしてしまうんだけど、この時期はもちろんブライアンは参加していなくて、ブライアンのパートの多くはアル・ジャーディンが歌っている。でも"Caroline, No"だけはカールが歌うことになっていたようで、1973年のライヴのやつだけど、これがまたとんでもない美しさで、こればかり何度も聴いてしまったりしていた。

この50周年記念盤に収録された、1993年のライヴ演奏の"Caroline, No"もカールが歌っていて、これまた変わらぬ美しさなのである。You tube探してみたら同じ音源のがあった。


The Beach Boys - Caroline, No (Live)

 

99年のライヴではまたブライアンが歌ってるんだけど、もうカールはいないんだ、と思って、とても悲しくなった。

違う人のリード・ヴォーカル、といえばこのペット・サウンズのボックスにスタジオ録音でもいくつか収録されていて、ブライアンが歌う"God Only Knows"とかカールが歌う"Sloop John B"とかあるんだけど、どれもこれもやっぱり全然合ってないなーと微笑ましく思う為のコレクターズ・アイテムという感じではある。

 

最近LAに行って、帰ってきてから久々に映画「Love & Mercy」も観て、久々に「Smile」のボックスも取り出してみてブックレット眺めてたら、ここでメンバーが実際に着てるのと同じ服をちゃんと映画の中でも着てる!ってのに気づいてまたまた改めて感動してしまったり。このように資料がたくさん残っている題材なので、まあ当然かもしれないが…

ちなみにLove & Mercy TシャツはLA旅行の時に着たよ。


 

昔の自分の文章を久しぶりに読んで、そうそう、それな、と特に激しく同意してしまったのが、

この映画の最初の方でも弟のデニスが死んじゃったって話をしているけど、それからだいぶ後にカールも死んじゃって、まさかあの三兄弟でブライアンが一番長生きするとは誰も思っていなかったよな。私にとっては、というより多くの人にとってもおそらくブライアン・ウィルソンは神のような存在なので直接会ったりしてはいけないようなふうに思っていたけど、そういえば私は10年前の来日公演見に行っていて、直接姿を見てはいるのだった。その時もたいへんに元気な様子だったのは覚えている。二人の弟も他界してしまっている現在、なんというか、ファンというよりは、彼らの兄貴が元気で無事でちゃんとやっているかどうかを見届ける係、みたいなのが我々の役目であるような気がしている。

 

 

 

PET SOUNDS

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