Tiffany-Queen's Diary

映画や海外ドラマ、音楽、その他色々について。

東京03 第20回単独公演「不自然体」(7/6東京公演)

東京03の単独公演「不自然体」観に行ってきたので、まず初回の第一印象の感想を。パンフレットを買ったので、それを読めば内容についての各メンバーの解説というか裏話的なのもわかるんだけど、あえてそれはまだ読まずに、とにかく最初の印象を記録するということで。ちなみに今後、まだ確定はしていないけど2回か3回は見にいく予定なので、後になったらまた印象も変わってくるんだろうなと。

f:id:tiffany_queen:20180706232730j:plain

 

今回の東京公演の会場は初台の新国立劇場の中劇場ということで、そんなに格調高そうなとこでやるのか!?と最初に知った時はかなり驚いた。私はここに行くのは全く初めてというか、初台周辺、オペラシティに行くの自体全く初めてであった。中劇場のキャパは1000人ちょっとというところで、それって広すぎないかな…という危惧も若干あった。音響とかはめちゃくちゃ良いんだろうけど。

そんで今日実際会場に到着してみたらまず足音の感じというか反響、床の感触が完全にクラシックとかやるような会場のそれだったので、ますますビビったりもしてしまったんだけど、席についてみると思っていたよりだいぶこじんまりした会場でそんなに前の方の席ではなかったけどかなり舞台に近いと感じたし、ここなら最後列でも見やすそう。というか多分どの席からでも見やすい、良い会場なんじゃないかと。今回私はど真ん中あたりの席だったのですごくラッキーだったと思う。

全く初めて行く場所ということもあって早めに着けるように、仕事をちょっと早退してきて開場より1時間前くらいに着いたんだけど、その時点では人もまばらで不安になるほどだったり。でも開場してすぐに物販買いに行ったら全然並ばなくて快適だったしトイレも空いてたし。ちなみに今回は、初台駅で降りるのすら初めてだったんだけど、新宿駅でその乗り換えを探して迷うよりは歩いちゃったほうが簡単で楽なのでは!?と思って、新宿駅から歩いてみた。徒歩20分くらいで、甲州街道をひたすらまっすぐ行くか、新宿中央公園や都庁の方に向かって行くか、とにかくまっすぐで道は簡単だし迷うことはなく快適だったので帰りも新宿まで歩きで。傘を持たずに会社を飛び出してきたり、気持ちが昂ぶりすぎて吐きそうなほどだったので、会場までこれくらいの距離を歩けたのは心を落ち着かせるのにもちょうど良かった。

客層をみると、前からなんとなく予想はしていたけどやっぱり一人で来ている人が多かった。私もなんだけども。なんというか、あんまり、リア充ぽい人は来ないだろうなあと思ったりしていたのだ。平均年齢も予想通り高めだったし。

内容の方は、オープニングから「いつもの感じ」で、大竹マネージャーの演奏するピアノ曲があって(大竹さんはもうとっくの昔に彼らのマネージャーではなくなって今はもう人力舎の社員ですらなく別の事務所でマネージャーやってるんだけれども)、いつもの感じで安心感はあるんだけど、ネタの内容自体は、これ毎回新しいライブ観るたびに思うことではあるんだけど今回もまた最高傑作出ちゃったな!と。常に、最新作が最高作で、それが更新され続けているというのが本当に凄いことなんだよね。今回もまた、予想を裏切りまくるネタの数々だった。特に私が衝撃だったのは、同性愛のネタ。過去10年分くらいの彼らのライブ見たけどこれまでほとんどその手のはなくて、今ここに来てそれをぶっ込んでくるのか!?って驚いたんだよね。私としてはそういうのをやるのは大歓迎なので、ただ驚いたってだけなんだけど。しかも男同士での三角関係って、超カオスでそれはもう爆笑だったしね。

家で一人で、テレビとかパソコンで彼らのネタを見るのももちろんすごく楽しいことではあるんだけど、生のライブというのはやっぱり別格で、この3人のことが大好きな人たちだけが1000人くらい集まってみんなで一緒に笑ったりするのが最高なんだよな!と今日改めて思った。

用意してきたものを全て捨てて、不自然に足掻け!!という全体的なテーマも良かった。

飯塚さんの暴力が炸裂するのも見れて満足だったし最近異様に可愛さが増している、4月の「漫画みたいにいかない。」の舞台とかもそうだったけど、今回もまた異様な可愛さ爆発で、特に最後の長尺ネタでの可愛さが半端なかった。あともちろん、例の同性愛のネタでも飯塚さんがメインのようなもんなので、ここでもめちゃくちゃ可愛かったし。あとこれは毎度のことだけど、飯塚さんはほぼミスをしない!そんで、他のメンバーのミスをカバーする!というのが今回もまた見られたのがよかった。飯塚さんといえば、時事問題とかスポーツ関係の話題に疎くて、楽屋とかでみんなそういう話してるから全然入っていけないんだよねと言ってたけど、そういえば東京03のネタにはそういうのが一切ないなと。私もそういうことに疎いから、こういうのはいいなって思ったんだよね。お笑い芸人では時事問題とかスポーツ関係の話題をネタに取り入れる人はものすごく多くて、まあそういうのは仕方がないかなと私は受け止めていたんだけど、自分があまりにも知らない事柄が取り上げられているとやっぱりなかなかピンとこなくて心から爆笑というわけにはいかないし。でも例えばナイツの漫才なんかは技術が凄すぎて私が知らない話題がネタに出てきても笑っちゃったりするんだけど。なかなかそこまでの域に達するというのは大変なことだし。

そんで今回の東京03の単独公演、最後の長尺ネタでまさかのサッカーについての話になるのか!?と思いきや(多分ワールドカップの時期に作ったのかな!?という内容ではあった)結局のところサッカーについては一ミリも触れずに終わったので、やっぱりいいなあと改めて思ったのであった。

豊本さんはこれまで以上にセリフが全体的に少なかったと思うんだけど、それによって逆に、見てる人をぞわぞわさせる存在感が増しているというね。去年は大事件があってあのようなネタもあったけど今年はおとなしく平和に過ごしているようなので、こういう感じになったのかなと思うんだけどこれはこれで、絶妙な心地よさがあるんだよね。飯塚さんと角田さんがずーっと会話してる間に横で何か変なことやってたりするから、3人全部同時に見るのが大変だなー!と何度も思ってしまったよ。セリフのない部分での演技が実は密かにすごい。それからラストの長尺ネタでの、角田さんと二人だけでやる部分は最高だった。あと今回はトヨミの登場ないのか!?と思いきや終盤のネタでちゃんと出て来て、やはり今回も安定の可愛さだったし。あと生で見るとやっぱりでかい人なんだなあと。でもそんなでかい人なのに、女性役をやると自然な感じで可愛いというね。

そして角田さん。3人とももちろん好きなんだけどわたしは特に角田さんの爆発ぶりを見るのが目当て、というのが一番大きいんだけど、今回もかなり満足だった。特に私が一番気に入ったポイントは、電車で家に帰ると1時間半くらいかかる!しかも乗り換え3回もあるんだよ!!ってのを、異常な熱量の芝居で言っちゃうところ。これまでの人類の歴史の中で、こんなどうでもいい内容の言葉を、ここまで熱い感じで発せられたことがあっただろうか?ってぐらいに熱かったんだけど、こういうのを成立させられちゃうのも角田さんだからこそなんだよなーと。

去年の単独公演が「自己泥酔」というタイトルで、それって角田さんのことでしょ?と思って、実際内容の方もかなり角田劇場という感じで。そして今回が「不自然体」って、これまた角田さんぽいなあ…と最初タイトルを聞いた時から感じていたんだけど、やはり今回もまた、角田さんがそのテーマを体現するというのが多かった。ちなみに初期の単独公演のタイトル、「夏下手男」「無駄に哀愁のある背中」「傘買って雨上がる」ってのはいずれも角田さんのことで、どんだけ角田さん推しなんだよと(笑)。こういうタイトルとかネタの多くを作ってる飯塚さんは、角ちゃんこそが、東京03を象徴するような存在なので…と語っていたことがあるけれども、とにかくまず、飯塚さんは角田さんのことが好き過ぎるんだよね。最近でもももクロエビ中の番組でその事を言ったりしていたし(笑)。常に角田さんのすぐ近くにいて彼の失敗や不運を間近で見ていて、それらをことごとくネタにしてくなんて、テイラー・スウィフトの曲作りとおんなじじゃん!と思ったものだ。

そういえば今回の単独公演は、オリジナル曲もこれまでで一番良かったんじゃない?と思ったほどだ。ポスタービジュアルに合わせた、シティーポップっぽい感じでまとめていて。私は過去の公演の、曲ではあんまり笑わないんだけど今回はかなり笑ってしまった。歌の中でもまさかの伏線回収があったりしてねー。

 

終演後もまた新宿駅まで歩いたわけなんだけど、夜の甲州街道に出てみたら、生きることやこの世というのはこんなに美しかったんだなあとしみじみ思ったのであった。